株式会社ブームアップ BOOM UP-日本テレビ「おしゃれクリップ」「アナザースカイ」「24時間テレビ・マラソン」等の番組制作会社です。

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初地方ロケ 京都・鹿児島

2022/05/27 by 岡元

こんにちは。

新人の岡元です。


先日初めて地方ロケを経験したので、その時の話を書こうと思います。


初地方ロケは私が現在担当している

「みやぞんの日本銭湯さんぽ」という番組でした。

この番組で京都と鹿児島に行くことが出来ました。


参加したADは私含めて2人いたのですが、

私は主にロケ備品の管理と一般の方の承諾取りがメインの仕事でした。


ロケ備品の管理は名前の通り、備品を持って歩いて管理します。

ロケ番組は基本的に結構な距離を歩くと思っていた方がいいので荷物は軽い方がいいです。

とはいえ、ロケ中に急に必要になるかもしれないものはなるべく持ち歩いて、すぐ準備出来る様にしないといけません。ロケスケジュールには荷物を待つ時間など当然入っていないので、荷物待ちは御法度です。

とはいえ、全ての物を持てるわけではないので、ロケバスに置く荷物とロケ中に持ち歩く荷物を前日に考えて整理する必要があります。

演者さん用の防寒衣装などは基本かさばるので、天気を細かくチェックし持ち歩くかの判断をした方が自分が楽になると思います。


一般の方の承諾取りは、ロケ中に演者さんが話しかけた方にテレビで放送してもいいかの許可をとります。

この許可を取れないと待ちぶらロケは成り立たないのでかなり重要になってきます。

許可が取れなかった場合その部分の映像が使えなくなる為、許可が取れなかった場合すぐにDに連携しないといけません。編集の構成にも関わってくるので、なるべく許可が取れるように丁重にお願いすることも重要です。

また、承諾をとっている最中もロケは進んでいくので、最悪撮影隊に置いていかれる可能性があります。なので、置いて行かれても大丈夫なように、台本を確認してある程度のルートを確認しておくことも必要になります。ただ、ロケ中に行き先が変わることもあるので、AD間または同行中のPなどとすぐに連絡が取れるようにしておくことも重要になります。


上記2つがロケ中の仕事とその時に必要だと感じた注意点でした。


このご時世に地方ロケに行けた事は本当に運が良かったと思います。

また、番組のメイン演者であるみやぞんさんもとても優しい方で、制作スタッフにもよく気をかけてくださいました。

みやぞんさんと少しお話しする機会があったのですが、その時にありがたいお話を聞くことができました。

「スタッフが演者さんに接する時にどうするのが正解ですか」ということを聞いたときに、「愛を持って接してくれれば他はそんなに気にすることはないよ」というお話を頂きました。例えば演者さんにお水を渡すタイミング取っても、機会を窺ってずっていけずじまいよりは、そんなこと気にせず演者さんにお水を飲んで欲しいという気持ちさえあって渡しに行けば演者さん側も「タイミング悪いな」とか「別に欲しくないな」よりも「ありがとう」と思ってくれるよ、ということでした。

TVと全く変わらず人当たりの良い方で、そんな方と初地方ロケができて幸運でした。


下の写真は鹿児島の方に行った時の指宿という場所で撮った写真です。

5月の上旬だったのですが、すでに暑くて半袖で丁度良かったです。


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