株式会社ブームアップ BOOM UP-日本テレビ「おしゃれクリップ」「アナザースカイ」「24時間テレビ・マラソン」等の番組制作会社です。

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スタッフブログ

日米合作 ブロードウェイミュージカル「RENT」 “多様性と協調性”

2024/10/11 by 新人AD 小野寺

こんにちは!おしゃれクリップ担当の新人AD小野寺です。


1か月以上も前の話になってしまいますが、どうしてもこのブログに書きたいことがあり、

ずーっと携帯のメモに残してありました!ぜひ私の人生初の経験を書かせてください!


8月22日、おしゃれクリップにご出演してくださったゲストの方にご招待していただき、

日米合作 ブロードウェイミュージカル「RENT」を観に行かせていただきました。


舞台やミュージカルを観るという経験は初めてだったので、行く前からドキドキしていました。


今回、観させていただいたミュージカルは、全編英語ということで、

字幕は出ているものの、序盤は物語を理解するのに時間がかかりました。

しかし、セリフは理解できなくても、演者さんの喜怒哀楽がすごく伝わってきて、

物語の流れに合わせて、笑ったり、悲しんだり、驚いたりと感情がとても揺さぶられました。


自分なりにこの「RENT」という作品にテーマをつけるなら

「多様性と協調性」だなと感じました。

それぞれが自分なりの愛のかたちを見つけ、成長していく。

国籍も性別も関係なく、人が人を想う愛を間近で見れたような気がして、心が温かくなりました。



物語はもちろんですが、私が何よりも引き寄せられたのは、歌唱シーンです。

ミュージカルは、映画とはまた違って、歌で感情を表現します。

また映像を通してではなく目の前でその歌声を聴くことで、感情移入してしまうような、自分も物語の登場人物になったかのようでした。

作品の中で、特に印象に残っている曲が2つあるので、それぞれ一部歌詞も含めご紹介します。


1曲目は、

Five hundred twenty-five thousand, six hundred minutes (52万5600分

Five hundred twenty-five thousand moments so dear (52万5000のかけがえのない瞬間

Five hundred twenty-five thousand, six hundred minutes (52万5600分

How do you measure, measure a year? (あなたなら何を物差しに一年を計りますか?


In daylights, in sunsets (夜が明け、日が暮れた数?

In midnights, in cups of coffee (飲んだコーヒーカップの数?

In inches, in miles (インチやマイルという単位?

In laughter, in strife (笑ったり、喧嘩したりしたこと?

In five hundred twenty-five thousand, six hundred minutes (52万5600分は一年

How do you measure a year in the life ? (あなたなら何を物差しに人生の中の一年を計りますか?


How about love? (愛はどうだろう?

How about love? (愛はどうだろう?

How about love? (愛はどうだろう?

Measure in love  (愛で計ろうよ

Seasons of love  (愛という季節で

Seasons of love  (愛という季節で

(”Seasons of love”より)


この曲は、「1年(52万5600分)をあなたなら何で数えますか?」「愛の数で数えようよ」ということを伝えています。

普段、愛の数を意識して数えることなんて滅多にありませんが、考えてみると、

この世界は自分の思っている以上に愛で溢れているなと感じました。

風に揺れている花や、太陽の温もり、鳥のさえずり、街中の人々の声 

この曲を聴いて、そのたくさんの何気ない愛を、愛だと感じれる人が多くなればいいなと思いました。



2曲目は、

未来なんてない 過去なんてない

この瞬間を生きるだけ

自分しかない 今しかない 後悔してると

人生を逃してしまう

ほかに道はない 方法もない

あるのは今日という日だけ

(“Another day”より)


今日を後悔なく生きることは、決して簡単なことではないですが、

後悔をしている暇があったら、今しかないこの瞬間をより良いものにするために楽しもうと思いました。

人生を逃さないように、自分の正しいと信じることを続けていきたいです。


最後に、日米合作 ブロードウェイミュージカル「RENT」の関係者の皆様、

このような貴重な機会をいただきありがとうございました!





アーカイブリスト