こんにちは、AD中山です。

最近はいろんな現場でバミりまくっています！

「バミリ」とは…舞台上で役者の立ち位置や小道具の場所などに目印を付けること。

現場ではカメラや照明の位置、演者さんの立ち位置、セット（イスやテーブル、植木鉢など）を

バミることが多いです。

バミり方にも色々あり、

十字だったり

T字だったり

L字だったり

脚の形が丸いものに関しては、こんな貼り方も！

なるべく目立たないように半透明の養生テープを使うのですが、

どうしてもカメラに写ってしまう場合は、

脚の下に目印を隠すこともあります。

（↑脚を持ち上げると十字の目印が…！）

そして

「バミっといて〜」と言われた時にすぐ取り出すのがこのテープ棒です。

クリアファイルを切って、様々な種類のテープを巻き付けています。

右から

・養生テープ（半透明）

・布テープ（白）

・養生テープ（緑）

・布テープ（黒）

・ドラフティングテープ

・パーマセルテープ（黒、白）

半透明の養生テープはバミる用の他にも、延長コードを床に固定したり、万能で一番使います。

白の布テープは、カンペの文字を間違った時、上から貼って修正の意味で使ったりします。

ドラフティングテープ（通称ドラテ）とパーマセルテープは

剥がしたときにノリ跡が残らないので、機材を痛めずとても便利です。

文字も書き込めるのでメモリーカードのラベリングに使ったり、

カメラに映ってしまう機材のロゴを隠すのに使ったりもしています。

いろんな種類のテープを１セットにして、場面に応じて使い分けています。

折りたたんでポケットに入れて持ち歩けるので、かさばらず便利な

収録現場に必須のアイテムです！！

2023年ももうすぐ終わり。

とうとう冬が本気を出してきて、空気の冷たさに驚きますね。

体調に気をつけて、

よい年末年始をお過ごしください！