研修最終日
2021/05/31 by 新人AD木本
こんにちは!新人ADの木本です。
本日で私たち新入社員は約2ヶ月間の研修期間が終了します。
初めての経験ばかりでとても充実した期間でした。
この研修で多くのことを学び、時には失敗もありました。
今回はカンペ作成についてお話しさせていただきます。
やはりテレビ業界で働くとなると番組収録が一番の目玉な仕事では無いでしょうか?
しかし収録に至るまで、そして収録後もとても忙しいことがわかりました。
働くからには事前にどんな仕事があるかは調べていたのですが、やはり経験してみないとわからないですね。
収録前は買い出しやカンペ作り、収録後は素材の編集準備などやることが盛り沢山でした。
そして私はカンペ作りの奥深さを学びました。
今まで私は台本をそのままコピーして読みやすいように改行していくものだと思っていました。
しかし、行数が少ない時はその分文字の大きさを拡大したり、専門家の先生用のカンペには難しい漢字でも読めるだろうとふりがなを外して簡潔にまとめる。平仮名が続く時は、例えば「どういうことですか」→「どういう事ですか」のように漢字を挟むことで読みやすく変える。単純作業ではありませんでした。
演者さんたちが読みやすければカンペ上では台本を変えてしまってもいい、ホスピタリティの精神で作るものだと先輩に教えていただきました。
仕事を覚えることで必死でしたが、これからは気遣いができる力も必要になってくるのだと痛感しました。私はこの部分が欠けていたので、カンペを作り直しで無駄な時間がかかってしまい反省をしました。
一つ一つ細かいところまで手を抜かずに番組が作られていることを体感できてよかったです。これからは研修ADではなく、1人のADとして力をつけていきます。
写真はなるほどなっとく塾のスタジオ風景です。
このセットの両サイドからディレクターがカンペ出しをしています。