ただの文字ではない
2021/04/21 by 新人AD木本
こんにちは!新人ADの木本です。
最近の私は番組の企画書を書いたり、動画の編集を体験したりと充実した日々を送っています。
いろいろな仕事をする中で印象的だったものを取り上げます。
それは編集室(通称ハコ)です。
編集室ではどのような作業をするのかというと、主に番組のテロップや映像の色味を揃えることなどをしています。
初めて入った時はモニターが多く、誰がどのような作業をしているかわかりませんでした。皆さんプロなので編集速度が凄まじく圧倒されました。特にテロップを作成している方はキーボードの入力音がまるで銃でも打っているようでした。
色味の調整も大切だと感じ、調整前と調整後を見比べると見やすさが全然違いました。聞くだけだと地味な作業ですが、多くの方々の努力で一つの番組が作られていると実感しました。これからより一層仕事に熱心に取り組もうと決心しました。
編集室に入れていただき、学んだことがあります。
それはテロップで番組の面白さが、さらに上がることです。
テロップひとつでも文字の大きさ、色、字体、挿入方法など様々です。
ただの文字ではありません。
出演者の感情を文字で表現し、見ている側に大きな印象を与えることもできます。例えば怖いシーンを見た時の発言をテロップにするなら、赤色でひび割れた様な字で叫び声をイメージするなど、普段私たちが何気なく見ている番組のテロップは試行錯誤して工夫されています。
これから私もテロップ演出の勉強をしなければいけないと感じました。
写真は編集室の様子です。ここから様々な番組が誕生していきます!