段積み作業
2020/05/28 by 新人AD伊藤(舞)
どうも!新人ADの伊藤です!
本日はオフライン編集の前段階である『段積み』についてお話します。
ご存じの方もいるかもしれませんが、オフライン編集とはいわゆる「仮編集」のことです。ここで映像をどういった構成にしていくのかを決め、その後本編集をすることで皆さんがテレビでよく見る映像の形へとなっていきます!
以前に〈『Premiere』の編集体験〉というブログがあったかと思いますが、これは1つのカメラで撮った映像をつなげてテロップや音を入れていく作業でした。
しかし、これからお話しする『段積み』というのはディレクターがオフライン編集をする前に複数のカメラで撮影した映像素材を音と画がずれないように合わせていく作業です。
今回はAカメ、Bカメ、GoPro2台の計4台分の映像を合わせていきます。
ただ単に合わせると言ってもなかなか上手くいきません。
そこで何か目印になる音を見つけてマークをし、4つの映像を合わせていきます。なのでADはロケ中に『同期』といって手を叩いておくことで後からの段積み作業をやりやすくするなどの工夫をします。慣れてくると、目印の音がなくても素早く段積みすることができるらしいです!
その他にもディレクターが編集しやすいように映像素材のフォルダをきれいにわかりやすく整理したりしなければなりません。これは編集だけの話ではなく、ADとしての気遣いとしてとても大切なことです。
段積み作業に慣れていくにはまだまだ経験が足りないので、さらに多くのカメラでも素早く完璧に段積みができるようにコツコツ頑張って練習していきたいと思います!!