緊張のロケ帯同
2018/04/25 by 新人AD 絹川
こんにちは。
新人ADの絹川です。
今回は、先輩Dのサポートで外部のロケに帯同させて頂きました。
皆さんは、ロケでのAD業務をご存知ですか?
私は今回のロケ帯同まで機材を運ぶことしか知りませんでした。
しかし、ADの世界は奥が深い!
ADの主な業務は前日にカメラ機材の準備確認!
バッテリーの残量や、SDカードの容量確認を怠ってはなりません。
確認を怠ってしまうと本番時にバッテリーや録画容量不足で撮影が台無しになってしまう恐れがあるからです。
また、ロケスケ(ロケのスケジュール表)や台本の印刷などがあります。
誤字、脱字の確認も大切ですね。
現場までのルート、交通手段も確認しないといけません。
ADが現場までの道を先導して案内するので、迷ってはいけませんね。
私は、最寄り駅から現場までの曲がる道を1本間違えてしまい、先輩Dに指摘されてしまいました。
やってしまいました。(泣)
今回、同期の中で1番最初のロケ帯同だったので、とても緊張しました。
さらに社長から絹川の出来次第で今後のロケ帯同を判断するとプレッシャーを与えられ、寝付けることが出来ませんでした。(笑)
緊張と興奮を抱えながらいざロケに出発!
今回は横浜にある、とある学校にお邪魔しました。
突然ですが、皆さんはテレビでその土地を紹介するシーンなどをご覧になったことはありますか?
何気なく見逃しているかもしれませんが、景色やその土地の特色を知るポイントです!
制作側は良い景色が撮れる場所も考えています。
今回は「港の見える丘公園」から撮影しました。
生憎の曇り空ですが…
角度によって見え方や印象が変わってくるので何パターンも撮影をしました。
そして午後からは学校でのロケ!
知識も技術もない私は関係者の方に元気よく、礼儀正しく挨拶をしました。
挨拶で人の印象は変わるという社長からの教えです。
台本を基に綿密な打ち合わせや修正などを行い、ロケは順調に進みました。
この写真はインサート用に撮影をしている場面ですね。
ここでは、写真の撮影ですが皆さんはテレビで食べ物のシーンでアップになっているのを見た事がありますよね?
別撮りにして紹介する事で、見映えが大きく変わります!
何気ないシーンでも見方を変えればテレビ番組はさらに面白くなります。
そして予定通りロケは無事に終了。
今回のロケは、先輩の指示通りに動くことしかできませんでした。
しかし、先輩Dの考えを間近で吸収することができてとても勉強になり、これを今後に生かさなければと気が引き締まりました。
入社して間も無く1ヶ月が経とうとしていますが、その中でも成長している姿をアピールしていきたいと思います。
そして、機材運びで肩周りが筋肉痛になってしまいました。(笑)
肉体の鍛錬も怠ってはいけないと痛感した、初めてのロケ帯同でした!