バングラデシュ
2017/11/02 by AK
帰国してから少し日にちが経ってしまいましたが…
皆さまバングラデシュから帰って参りました!!
バングラデシュは日本の4割ほどの国土面積に、
人口は約1億6000万人が暮らすアジアの貧困な国の1つで
洪水、地震といった自然災害にも脆弱で、気候変動による影響を受けやすい国です。
初のバングラデシュは今まで見たことのない光景が多く、衝撃の連続でした。
車移動ではクラクションが鳴り響き車線などお構い無し。
自動車、トゥクトゥク(三輪タクシー)、リキシャ(人力車)、などが入り乱れる道路。
車は日本の企業の名前が記載されたままのものや、
明らかに自分で塗装したような仕上がりのもの。
スラム街の学校では石版をノートの代わりにして勉強する子供達。
道端で物乞いをするおじさん。
果物を売る少年。
自分がどれだけ恵まれているか痛感しました。
そんなバングラデシュの人々ですが、想像とは違った人柄の良さにも驚かされました。
バングラデシュの空港に到着した時の話
トイレを探していると「どうしたの?」と声をかけられ、トイレの場所を教えてくれたお兄さん。
「バングラデシュは初めて?」「楽しんで!」などとても友好的。
首都ダッカを含むバングラデシュ全土の危険レベルは2(2015年10月~)
「不要不急の渡航は止めてください」とテロに対する特別警戒が継続されている国である為
親切=何か企んでるのでは?と警戒をしていましたが、
バングラデシュの人達は、会う人みんながフレンドリーな人ばかりで親日的でした。
スラム街では
「将来日本に行くのが夢なんだ!」
「日本のどこに住んでるの?」
「日本ってどんなとこ?」など
ずっと僕について来て、質問責めをする少年。
片言の英語で話してみると終始笑顔で頷き、
最後に礼儀正しく「ありがとう」と言って街中に消えて行きました。
バングラデシュというと、暑い、洪水、貧困というイメージでしたが
様々な問題を抱えながらも人に親切で、強く生きている人々を目の当たりにして
色々と考えさせられるものがありました。
とても良い経験をさせて頂きました。
有難う御座います。