株式会社ブームアップ BOOM UP-日本テレビ「おしゃれクリップ」「アナザースカイ」「24時間テレビ・マラソン」等の番組制作会社です。

  • mail
  • tel

STAFF BLOG

スタッフブログ

作品を作るに当たって大変だった事・反省点

2015/05/18 by 新人AD小松

こんにちは新人ADの小松です。
今回は作品を作るに当たって大変だった事や反省点を書きたいと思います!
既にあがっていますが今回は基本的に自分が撮影した場所の映像を編集して構成表(いわゆる台本)を書きナレーションを入れそれらを繋げ1つの作品にしました!
 



これが実際に作ったナレーション原稿です。
右側にNと書かれていてそれはナレーションの言葉で映像に声を吹き込む際この言葉を元に吹き込んでいきます!
後に各自が吹き込んだナレーションを確認してみると声の大きさ、喋り方、スピード、テンションが全然違って統一してまた1から声を撮り直すことに!
 
場面場面で声の大きさが違っていたり撮影した映像の音でナレーションが消され聞こえなかったりそれだと再生した時にリモコンでボリュームを調整したりしないといけなくなるしナレーションが聞こえないなんてあってはいけないことだしそんな映像はストレスを与えてしまいます。
それに気付けなかった私たちは視聴者の立場に立って作品を作れていなかったということになります。
 
また個人的に少し大変だったのが地元高知から東京に出て来て6年経ち普段は全然なまってたりしていないと思っていましたがふとした所でイントネーションが皆と違っていたりしました!
一番手強かったのが「チャレンジ」のイントネーションです!
実際自分の声や話し方を録音してみて初めて気付き長野出身の野沢君も私と同じでなまってしまう場面がありました!
 
また各自で構成表や映像を作ってそれを繋げたので初めは方向性も定まっておらずこの作品で何を伝えたいのかバラバラで何も伝わってこずその度に話し合い何回も何回も手直ししました。
 
例えばオープニングを担当した人とエンディングを担当した人が別だったので最後見てみたらオープニングのナレーションの問いかけに対し作品中やエンディングの中で答え(起承転結ってやつです)がなくてまた話し合って構成表、映像を変更していきました。
後半はよりいい映像を作る為にほぼこの作業の繰り返しでした!
 
3人いれば違う目線で自分が気付かなかった事や間違いなどにも気付いてもらったり「こんな風に同期は考えているんだー」と新しい発見ができたりしました!
 
そしてその出来上がったのをいよいよ社長に提出です!
がしかし、提出する時間に間に合わずその日に提出できませんでした。
「約束を守れない人は信頼を失う」と言われました。
 
もっと全ての事を計画的に役割なども話し合い終わるまで徹夜でやるとか朝早く来てやるとか時間はあったはず。
なのに情けない事にただ自分たちの甘えが原因で「やれなかった」のではなく「やらなかっただけ」だと改めて気付きました。
その後で「昨日終わらせて帰ればよかった」とか後悔する事もありつつそう思うなら「なんでやらなかったんだろう」「どうしてベストを尽くそうとしなかったんだろう」という気持ちになりました。
どこかで妥協していた部分があったのではないかと思います。
そんな気持ちで作った作品からは絶対妥協した気持ちが伝わってくると思うしなにより協力してくれた方々に失礼な事だと気付きベストを尽くそうと自分に喝を入れました!
 
 
「当たり前の事を当たり前にする」簡単なようで難しいんだと実感し今回を機に「当たり前にできる事のレベルをあげよう」と思います!!
 
しっかり成長できるように頑張ります!!
アーカイブリスト