はじめての映像制作~ナレーション入れ編~
2015/05/15 by 新人AD木俣
お久しぶりです。新人ADの木俣です。
5月13日にUPした「はじめての映像制作」に書いてある映像の編集を終えた後に、自分たちでナレーションを入れました!
ナレーションは、映像を視聴者に分かりやすくするために入れることが第一の目的です。現場に行って撮影しているからこそ分かることがあり、自分たちが説明なしで分かることであっても、現場に来ていない視聴者たちにとっては分からないことが多々あります。それを、視聴者を不快にさせないように言葉遣いに注意し、偽りの情報をなしに視聴者の心を動かすような文章を考える。正直、難しかったです。様々な番組を見て、どんなシーンにどんなナレーションが入っているのか勉強しようと思いました。
ナレーションの声を撮るやり方は、カメラを使って取る撮るやり方とFinalCutを使って撮るやり方の2種類あります。
カメラを使って撮るやり方は、静かな場所でカメラのマイクに向かってナレーションの文章を声に出して読み、撮ります。そのときカメラですので、映像も撮れてしまっています。
FinalCutを使って撮るやり方は、編集をしている画面で「ツール」の中にある「ボイスオーバー」を使って撮ります。自分の入れたい映像を再生しながら、当てはめたい映像のところに大まかに音声を直接撮ることができます。
カメラとFinalCutの違いはいくつかあります。
FinalCutでは、映像を見ながら撮ることができるので、どのような早さで読めば映像の長さに当てはまるかを確かめながら撮れます。カメラでは、それができないため、音声を入れたときに映像の長さをナレーションの長さがオーバーしてしまった場合、またカメラを準備して撮らなければなりません。
もう一つ、カメラでは、どんな声でも正常に撮ることができますが、FinalCutでは、ノイズが入ってしまい撮り直しをしなければならないことがあります。
因に、私の声はFinalCutに嫌われているようでノイズが何度も入ってしまい、他の新人の倍の時間がかかってしまいました(笑)
ナレーションを映像に入れるやり方は、
カメラの場合、撮ったテープが入っているカメラとパソコンを接続し、FinalCutに撮ったデータを送ります。カメラで撮ったため、音声だけではなく、映像も一緒に撮れてしまっているで、まず映像と音声を分けます。そして、分けた音声を編集した自分の入れたい映像のところに持ったいき当てはめます。
FinalCutの場合、当てはめたい映像のところに大まかに音声を直接撮ることができるので、撮った後に、1フレ(約0.03)ずつ細かく音声の位置を直します。
番組についた後にも、仮で自分でナレーションを入れることがあったり、番組では、声優に頼まずにディレクターがナレーションを入れることもあります。
これからも番組につくまでに、編集や、ナレーション入れなどをどんどんやっていきマスターします!