ロケ痛感紀
2014/05/22 by 新人AD 新垣
相変わらず元気はあります!!新人ADの新垣です。
先日、バラエティ番組のロケに参加させて頂きました。
ロケ当日、スタッフルームへ行くと
先輩方がギリギリまで資料の手直しや備品の確認・・・と朝まで準備をし続けていました。
それから台本を刷って車に荷物を乗せて時間通りに出発という流れ。
完璧を求めたギリギリの作業とバタバタしている光景を目の当たりにして「1分1秒を争う業界だな」と痛感。
車に乗り込んでも緊張感は絶対に抜けません。
(新垣は手汗がすごいので台本の文字が滲んでしまい一瞬慌てました)
車の中では、大まかな打ち合わせと確認。
この日は雨が降っていたのですが、用意していたタオルや傘を確認された時に「全然足りない」と不足事態が起きてしまいました。
現場に到着次第、買い出し開始です。
ただ買うだけでなく、大きさや性能などもチェックしながら購入!
なんとか無事間に合ったー!!大雨の中ダッシュした甲斐がありました。
でも前日から“余裕を持った予測”をしていればこんなに慌てなくて済むんだろうな・・
と静かに1人反省会も開催していました。
現場で私が頼まれた仕事は、「自動ドアの開閉係」
一見地味でそんな役必要なのか?と思うかもしれませんが
オートロックの為、いちいちインターホンで開ける手間が省けます。
また、技術さんが機材の持ち運び作業時には開けっ放しの状態にしないといけないのでこれがなかなか難しい!!(個人的な長所である手の長さが生かされる時が遂にやってきました!!)
ずっとドアの所にいても不審者かと思われるので、邪魔にならない様ドアの影から、スタッフが外から来るタイミングで開けます。もちろん住民への挨拶も欠かせません。この作業が約4時間続きました。
残念ながら、今回は撮影している現場を実際に見ることは出来なかったのですが
裏の裏でサポートすることもADがやるべきことなのだと実感しました。
また、「自分に出来る範囲が限られている」という現実に悔しさもあります。
慌ただしく準備や現場のサポートをしている先輩ADを見て、私はこんなに動けるのか?気を利かせられるのか?と自問自答をしては「絶対やってやる」という闘争心も芽生えていました。
ロケという貴重な経験から学んだこと・反省・悔しさをどんどん積み上げて
「出来る範囲」を目一杯広げていきたいです。
安心して仕事を任される様なADに成長する為、
今日も元気にちばりよー!!!