朝の生放送・奮闘記
2013/10/04 by AD椿
お久しぶりになります。
ADツバキです。
約3カ月ぶりになるかと思います。
何故かというと…
6月下旬よりテレビ朝日「あさナビ」でADとして働いていました。
そして
先日、9月30日、約3ヵ月間の業務が、番組と共に終了しました。
私にとって初めての番組で、全ての物が新鮮でした。
自分の中では、番組を作る事の大変さや苦労を理解していたつもりでしたが
それでも実際の現場は、その理解や覚悟を超えるものでした。
生放送の現場は壮絶です。
週の初めに企画案を出し、土曜日の放送までに準備する。
あさナビは「制作」と「報道」、両方の要素を持った番組だったので、
放送直前、金曜日などに大きな事件や出来事が起こると
1週間準備してきた企画が全てリセットされることもあります。
なので、毎週木曜金曜は何も起こらない事を祈っていました。
ロケ前日に取材する場所を仕込んだり
前日の深夜に富士登山をする事を伝えられる事もあり
木曜から土曜朝の放送まで一睡もせずに仕事をし
生放送中のスタジオで数秒立ったまま意識が飛ぶ事も多々ありました。
あさナビは情報番組なので
番組最後にスタッフクレジットが出たりはしません。
なので「クレジットに自分の名前が載った時は、頑張って良かったと思う」
みたいな事もないわけで…
ですが、自分が必死に集めた映像や
許可取りをした画が放送されるのは嬉しかったし
生放送中のスタジオの緊張感はなかなか味わえるものではなく
放送終了後、来週も頑張ろうという気持ちになれました。
正直、ロケに出たり編集に就いたりすることはほとんど出来ませんでした。
なので、テレビ朝日外のシステムになると
また1から覚えなくてはならないのではないかと心配にもなりました。
ですが、制作過程での流れや
優先順位を判断する力は3ヵ月の間でも付ける事が出来たし
それはどこへ行っても通用するはずです。
次に着く番組は完全な制作番組です。
より稔密なロケの仕込みや準備、スケジュールの調節
ディレクターのこだわりを理解しアシストする能力が必要になるはずです。
その為に3ヵ月間、あさナビで学んだことを活かせるよう
念願の「アナザースカイ」で
少しでも早く番組に貢献できるよう、頑張りたいと思います。
「あさナビ」のスタッフ、関係者の皆様
初心者だった私に色々と教えて頂きありがとうございました。
そして…
「アナザースカイ」の皆様、宜しくお願いいたします。