プロ集団
2012/08/29 by Y・K
皆さん、24時間テレビはご覧いただけましたでしょうか?
オクレ君や新人AD君の記事にも書いてあるように、ブームアップでは24時間テレビのマラソンに携わっています。私も入社4年目にして、この一大イベントに初めて関わることが出来ました。
私はランナーに併走する自転車から発信される位置情報を日本テレビ本部で受信し、時間とペースからゴールの武道館への到着予定時刻を計算する仕事でした。生放送、しかも24時間という長丁場、本番を迎えるまで何度も会議や打ち合わせが繰り返されました。さらに今回は史上初のリレーマラソンという事で、走者から走者へのバトンタッチの瞬間も見どころのひとつとして、本当に綿密なスケジュールで構成されています。マラソン班も実際にランナーが走るコースでのテストや、本部での受信テストなど準備は万端で当日を迎えてつもりでした。
しかしやはり生放送…思わぬハプニングはつきものです。
第1走者である健介さんが予想タイムより遅れてしまい、タスキリレーの中継時間が大幅にずれ込んでしまったのです。このマラソンの中継がずれることで、武道館での進行や他のコーナーにも影響が出てしまい綿密なスケジュールも変更を余儀なくされてしまいます。ですが、そこはプロ集団!!総合演出の指示のもとスムーズにスケジュールの変更が行われ、無事に健介さんから健之助くんへのタスキリレーを中継することが出来ました。私は「あと何分でタスキポイントに到着する?」「ペースはどのくらい?」「あと何キロ?」「中継の準備は大丈夫?」と一斉に色んなところからの質問攻めに対して、確実な回答ができない自分の無力さに打ちひしがれていましたが、本部の素早い対応を目の当たりにし刺激を受けました。プロの仕事っぷりに感化された私は、「自分もプロ集団の一員になるんだ!!」気を引きしめ直し、その後自分に与えられた仕事は確実にこなしていけたのではないかと思います。
マラソンも子供達や北斗さんの力走の結果、当初諦めていた放送時間以内のゴールが可能となり、放送終了直後の本部は達成感に満ち溢れ全員で拍手喝采でした。
今回、この24時間テレビを通して生放送の厳しさ、そしてハプニングが起こった時の臨機応変な対応力など多くの事を学ぶことが出来ました。この貴重な経験を今後に活かし、また来年も24時間テレビに関われればと思います。